レンタルオフィスの利用を検討している中で、「怪しい」という評判を耳にしたことはありませんか?
「取引先にレンタルオフィスだとバレたら信用を失うかも?」
「本当に安心して使えるの?」
「どうして怪しいと言われるの?」
実際にインターネット上では、レンタルオフィスに対して不安や疑問を持つ声が見つかります。しかし、多くは施設選びと使い方によって解決できるものです。
この記事では、レンタルオフィスが怪しいと思われる理由から信頼性の高い施設を見極めるポイントをご紹介します。
安心してレンタルオフィスを活用するための参考にしてください。
レンタルオフィスに対して「怪しい」と思われる方もいます。「安い」などの点から賃貸オフィスと比べて信用度が低いのです。
実際に、以下のような意見もあります。
一部の意見ではありますが、怪しいと思う方が一定数いることも事実です。
レンタルオフィスと似た形態のバーチャルオフィスも怪しいと思われがちです。バーチャルオフィスとは、実務スペースのない住所だけを借りられるスペースです。実態がないため、レンタルオフィスよりも信用度は低くなります。
実際に、バーチャルオフィスを使用した詐欺の事例などもあります。
来客対応や面談もできないため、対外的な信用を得づらいです。しかし、自宅住所で登記をしたくないなどの理由からバーチャルオフィスを使う方もいるため、一概に「バーチャルオフィス=使わないほうが良い」というわけではありません。
一部からはレンタルオフィスは怪しいと思われてしまいます。その理由は、主に以下の4つです。
実際にどのような印象を与えてしまうのでしょうか。以下で解説していきます。
レンタルオフィスの住所に複数の会社が登録されていると、取引先や金融機関から不信感をもたれることがあります。同一所在地にいくつもの企業が登記されていると「実態のない会社ではないか」と思われてしまうためです。
とくに銀行の口座開設では、登記住所が審査対象になることがあり、レンタルオフィスの利用がマイナス評価につながるケースもあります。
信用を重視する業種では注意が必要です。
受付が無人で、社名プレートも見当たらないようなレンタルオフィスでは「ここに本当に会社があるのか?」と思われてしまいます。オフィスらしさが感じられない空間が、不安を感じさせてしまうのです。
とくに初対面の取引先や金融機関の担当者にはマイナスな印象を与えることがあります。
オフィスらしい外観も、信用の一つだと考えておきましょう。
レンタルオフィスは、実態のない会社だとイメージさせてしまう恐れがあります。これは「住所だけを簡単に借りられる場所」というイメージが先行しているためです。
実際に、詐欺会社やペーパーカンパニーがバーチャルオフィスを使っていた例もあります。
実在する企業であっても、信用を得るには誤解されない工夫が必要です。
レンタルオフィスは、以下の理由からセキュリティ面やプライバシーに不安を感じさせることがあります。
特に弁護士やコンサルタントなど守秘義務のある業種においては、防音対策が不十分だと信頼性を疑われかねません。
業種に合った選択も、信頼性を保つためのポイントです。
レンタルオフィス選びさえしっかりしていれば「怪しい」という点を払しょくできます。高級感がありサービスの充実しているレンタルオフィスであれば、むしろ好印象になるでしょう。これらを満たすレンタルオフィス選びのポイントは、以下です。
以下で、具体的な確認点について解説していきます。
信頼できるレンタルオフィスを選ぶには、運営会社の実績を確認しましょう。大手不動産会社や長い運営実績をもつ企業であれば、施設管理やサービス品質に一定の安心感があるからです。
たとえば、以下の点は来訪者にも良い影響を与えます。
利用したいレンタルオフィスがあれば、事前に運営会社について調べておきましょう。
来客対応や見た目が整っているレンタルオフィスは、信頼されやすいです。オフィスの印象は訪問者にとって「この会社はちゃんとしているか」を判断する材料になるからです。
たとえば、清潔感のあるエントランスや有人受付、社名プレートの掲示があるだけで安心感が生まれます。
契約前には、必ず現地に行って見た目や綺麗さを確認しておきましょう。
実績、利用者層、口コミを確認すれば、信頼できるレンタルオフィスかどうかを判断しやすくなります。長く運営されているレンタルオフィスであれば、良い口コミも多く、士業などが入居している例があるからです。
インターネットの情報だけで判断できない場合は、一度見学に行ってみるのも良いでしょう。
契約前に評判と自分の目で確認することで、安心して選べます。
レンタルオフィスを利用している業種を知ることで、安心して利用できるようになります。実際には、信頼が必要になるさまざまな業種が利用しているからです。
以下では、いくつかの業種の活用方法について解説します。
実際の利用をイメージして、レンタルオフィスを検討してみてください。
スタートアップやベンチャー企業は、レンタルオフィスを活用しているケースが多いです。法人登記や一等地の住所利用が可能で、資金調達や採用活動においてもプラスに働くためです。
また、事業の成長フェーズに応じて、2〜10名規模の個室や柔軟な契約プランを選ぶことができ、無駄なくオフィスを活用できます。会議室やラウンジなどの設備も整っており、来客対応やイベント開催にも対応可能です。
コストと信頼性の両立ができる点で、スタートアップやベンチャー企業に向いています。
フリーランスや個人事業主は、業務に応じて柔軟に使えるといった点でレンタルオフィスを利用しています。自宅住所を公開せず、名刺やホームページに使える住所が得られるため、対外的な信頼感を保ちやすいからです。
1名用の個室で集中して作業しつつ、共有スペースで気分を変えたり、クライアントとの打ち合わせで会議室を使ったり。シーンに応じて活用できる点もメリットです。
用途に合わせて選びやすく、仕事の効率も良くなります。
税理士、弁護士、行政書士などの士業もレンタルオフィスを使っています。レンタルオフィスの多くは都心の一等地にあるため、士業としての信頼性が高まるためです。
永田町や虎ノ門などのエリアであれば、公的機関へのアクセスも容易になります。
さらに、フロント対応や完全個室の会議室のあるレンタルオフィスであれば、顧客への安心感を提供できます。
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営業・コンサルティング業は、クライアントからの信頼性を高めるための一つとして、レンタルオフィスを使うケースがあります。来客対応やティーサーブなどの充実したサービスが、安心してもらえる要素の一つになるからです。
たとえば、雑居ビルでサービスのないオフィスではどうでしょうか?クライアントは、安心した気持ちで商談やコンサルティングを受けられないでしょう。
一方、設備やサービスの整ったレンタルオフィスであれば、不信感を与えることなく商談に集中してもらえます。
また、レンタルオフィスの中でもより信頼性を高めやすいオフィスをお探しであれば、グレードの高いサービスオフィスもおすすめです。
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