レンタルオフィスは、家具やインターネット環境が整った仕事場を、人数や期間に合わせて借りられるサービスです。
初期費用と準備の手間を抑えやすく、起業直後の会社、少人数の会社、新しい地域に拠点を持ちたい企業や、テレワーク用の拠点を持ちたい企業、個人事業主に向いています。
ただし、料金、設備、契約期間は施設ごとに異なるため、人数や働き方、目的に合うかを比べることが大切です。
この記事では、レンタルオフィスのメリットと、活用しやすい会社の特徴を解説します。
レンタルオフィスには、初期費用を抑えやすい、短期間で事業を始めやすい、オフィス管理の負担を軽減できるなど、さまざまなメリットがあります。
ここでは、レンタルオフィスを借りる10個のメリットを以下の4つの観点に分けて紹介します。
以下からは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
レンタルオフィスは、オフィスの開設や維持にかかる費用を抑えたい企業に適しています。
費用面の主なメリットは、次の通りです。
ここからは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
一般的な賃貸オフィスを借りる場合は、敷金や礼金、仲介手数料、保証会社の利用料などが必要です。
さらに、内装工事やデスク、椅子、収納家具、通信設備などにも費用がかかります。
一方、レンタルオフィスには、家具やインターネット環境などがあらかじめ用意されている場合があります。
そのため、オフィスを一から整える場合に比べて、契約時の費用や設備投資を抑えやすくなるのです。
特に、起業したばかりの会社や少人数で事業を始める会社にとって、手元の資金を事業活動に回しやすいことはメリットです。
ただし、契約時に入会金や保証金などが必要な施設もあるため、契約前に初期費用の内訳を確認しましょう。
レンタルオフィスでは、月額料金に水道光熱費やインターネット利用料、共用部の清掃費などが含まれている場合があります。
一般的な賃貸オフィスのように、電気や通信回線、清掃、設備管理などを個別に手配する必要が少ないため、毎月の支払いをまとめやすい点がメリットです。
また、少人数の会社であれば、自社専用の会議室や複合機、受付設備を用意するよりも、共用設備を必要なときだけ利用する方が費用を抑えやすくなります。
レンタルオフィスは、準備に時間をかけずに拠点を開設したい企業や、オフィス管理の負担を減らしたい企業にも適しています。
開業・運用面の主なメリットは、次の通りです。
ここからは、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
レンタルオフィスには、照明や空調、インターネット環境など、仕事に必要な設備があらかじめ整っています。
また、オフィス家具付きの物件もあります。
そのため、一般的な賃貸オフィスのように、内装工事や家具の搬入、通信回線の開通工事などを一つずつ手配する必要がありません。
契約や審査が完了すれば、短期間で業務を始められる施設もあります。
会社の設立日や営業開始日が決まっている場合、新しい地域へ急いで拠点を開設したい場合、期間限定のプロジェクトルームが必要な場合にも利用しやすいです。
ただし、実際に利用を始められる時期は、審査や契約手続き、空室状況によって異なります。
急いでいる場合は、申込みから入居までにかかる日数を事前に確認する必要があります。
レンタルオフィスでは、共用部分の清掃や設備の点検、通信環境の管理などを運営会社が行います。
施設によっては、受付スタッフによる来客対応や郵便物の受け取り、宅配物の管理なども利用できます。
そのため、利用企業がオフィス運営に関する業務をすべて自社で行う必要がありません。
総務担当者がいない会社や、少人数で運営している会社では、清掃や設備管理、来客対応にかかる時間を減らし、本来の業務に集中しやすくなります。
利用できるサービスや対応時間は施設によって異なるため、自社が任せたい業務に対応しているかを確認しましょう。
レンタルオフィスには、1人用の個室から複数人で利用できる部屋まで、さまざまな広さの区画があります。
同じ施設内に複数の個室が用意されていれば、従業員数の増減に合わせて部屋を変更できる場合があります。
住所を変えずに広い部屋へ移ったり、必要に応じて小さな部屋へ変更したりできる点は、一般的な賃貸オフィスと比べた場合のメリットです。
事業の成長速度が読みにくい会社や、プロジェクトごとに必要な人数が変わる会社、期間限定で拠点を持ちたい会社にとって利用しやすい仕組みといえます。
複数の地域に施設を展開しているレンタルオフィスでは、契約した施設以外のラウンジやワークスペースを利用できる場合があります。
出張先や取引先の近く、自宅から通いやすい場所などで仕事ができるため、外出が多い営業担当者や複数地域で事業を行う会社にとって便利です。
新しい地域へ本格的に進出する前に、営業拠点や短期的な作業場所として利用することもできます。
ただし、他拠点の利用には別料金がかかる場合や、利用できる時間・設備が限られている場合があります。
利用可能な拠点数だけでなく、予約方法や料金、利用条件まで確認しましょう。
レンタルオフィスを利用すると、事業用の住所を確保しやすくなり、利便性の高い立地を事業に活用できます。
信用・立地面の主なメリットは、次の通りです。
以下からは、それぞれについて詳しく解説します。
法人を設立する際は、登記上の本店所在地を定める必要があります。
法人登記に対応しているレンタルオフィスであれば、施設の住所を会社の所在地として登録できます。
自宅住所を公開したくない場合や、自宅の賃貸借契約や管理規約で事業利用が認められていない場合でも、事業用の住所を確保しやすくなります。
名刺やホームページ、請求書などに自宅とは別の住所を記載できることもメリットです。
ただし、すべてのレンタルオフィスで法人登記が認められているわけではありません。
登記が有料オプションになっている場合や、一部の契約プランでは利用できない場合もあります。
また、許認可が必要な業種では、独立した個室や一定の広さ、設備などが必要になることがあります。
法人登記ができることだけで判断せず、自社の業種に必要な条件を満たしているかも確認しましょう。
宅地建物取引業や有料職業紹介事業など、許認可を受ける際に、事務所の独立性や設備、使用権限などが確認される業種もあります。
また、士業の事務所登録についても、所属団体ごとに条件が異なります。
契約前に、所管行政庁や所属予定の団体へ確認しましょう。
たとえば、CROSS OFFICE 新宿は法人登記が可能です。
関連記事:シェアオフィスでも法人登記はできる?
レンタルオフィスのなかには、都心部や主要駅の近く、商業施設や行政機関が集まる地域など、利便性の高い場所に設けられている施設もあります。
交通の便がよい場所に拠点を構えることで、取引先との商談や採用面接、社員の通勤、外出時の移動がしやすくなります。
来客用の会議室や受付が整った施設であれば、取引先を招く際にも利用しやすいでしょう。
一般的な賃貸オフィスでは費用が高くなりやすいエリアでも、レンタルオフィスなら必要な広さに応じた区画を契約できるため、少人数の会社でも利便性の高い立地に拠点を構えやすくなります。
レンタルオフィスは、自社で設備を一から用意しなくても、業務に必要な環境を利用しやすいことが特徴です。
設備・サービス面の主なメリットは、次の通りです。
以下からは、それぞれについて詳しく解説します。
レンタルオフィスでは、会議室やラウンジ、複合機、郵便受け、宅配ボックス、ロッカーなどの設備を共用で利用できることがあります。
自社専用の会議室や受付スペースを設けなくても、必要なときだけ利用できるため、限られたスペースを効率よく使える点がメリットです。
来客時には会議室を利用し、普段は少人数向けの個室で仕事をするといった使い分けもできます。
施設によっては、来訪者の案内や郵便物の受け取り、電話応対、フリードリンクなどのサービスも用意されています。
外出が多い会社にとっては、日中にオフィスを空けている間も郵便物を受け取ってもらえる点が便利です。
ただし、会議室や複合機、郵便転送などは別料金となる場合があり、利用時間や予約方法にも制限が設けられていることがあります。
設備の有無だけでなく、料金体系や利用条件も確認しましょう。
たとえば、THE HUB 青山WESTでは、無料のラウンジやフリードリンクが利用できます。
レンタルオフィスには、オートロックや入退室管理、防犯カメラ、有人受付、個室の鍵など、施設への不正な立ち入りを防ぐための設備が導入されている場合があります。
一般的な賃貸オフィスに同様の設備を導入する場合は、機器の購入や設置、管理に費用と手間がかかります。
レンタルオフィスなら、運営会社が整えたセキュリティ設備を利用できるため、自社で一から準備する負担を抑えやすい点がメリットです。
レンタルオフィスは、すべての会社に同じように適しているわけではありません。
資金面や従業員数、出社頻度、拠点の増やし方などによって、メリットを活かしやすい会社は異なります。
レンタルオフィスと相性がよい会社は、次の通りです。
ここからは、それぞれの会社がレンタルオフィスを利用するメリットについて詳しく見ていきましょう。
サーフィス株式会社は、レンタルオフィスやサービスオフィスの比較、内覧調整から入居までをサポートしています。
気になる物件がある場合は、掲載情報だけで判断せず、利用人数・費用・登記可否・内覧希望日をまとめたうえでご相談ください。
起業したばかりの会社は、事業を始めるための費用をできるだけ抑える必要があります。
一般的な賃貸オフィスを借りると、敷金や礼金、内装工事、家具の購入、通信環境の整備などにまとまった資金が必要です。
一方、レンタルオフィスには、デスクや椅子、インターネット環境などがあらかじめ用意されていることもあります。
契約時に必要な費用は施設ごとに異なるため、一般的な賃貸オフィスと費用の内訳を比較すると、限られた資金を商品開発や営業、人材採用などに回せるかを判断しやすくなります。
法人登記に対応している施設を選べば、自宅住所を公開せずに会社の所在地を確保できることもメリットです。
ただし、登記の可否や追加料金、業種ごとの許認可要件は施設によって異なるため、契約前に確認しましょう。
少人数で運営している会社では、広い賃貸オフィスを借りると、使わないスペースにも賃料がかかってしまいます。
レンタルオフィスには、1人用から複数人用まで、さまざまな広さの個室があります。
現在の人数に合った部屋を選びやすいため、必要以上のスペースを持たずに済むのがメリットです。
受付や会議室、複合機などを共用できる施設であれば、自社だけで設備やスタッフを用意する必要もありません。
従業員数が増えたときに、同じ施設内で広い部屋へ移れる場合もあり、会社の成長に合わせてオフィスを見直しやすい点もメリットです。
ただし、希望する広さの部屋に空きがあるとは限らないため、増員を予定している場合は、部屋の変更条件も確認しておくと安心です。
新しい地域に支店や営業拠点を設けたい会社にも、レンタルオフィスは適しています。
一般的な賃貸オフィスでは、物件探しから契約、内装工事、家具や通信環境の準備までに時間がかかります。
レンタルオフィスであれば、業務に必要な設備が整っているため、短期間で拠点を開設しやすいです。
新しい地域で事業が軌道に乗るか分からない段階でも、小さな拠点から始められるため、固定費を抱えるリスクを抑えられます。
主要駅の近くやビジネスエリアにある施設を選べば、取引先への訪問や来客対応にも便利です。
複数拠点を利用できるサービスであれば、出張先や営業先に近いワークスペースを利用できることもあります。
利用できる地域や追加料金、予約方法は事業者ごとに異なるため、契約条件まで確認しましょう。
新規事業の立ち上げや期間限定のプロジェクトなど、一時的に作業場所が必要な会社にもレンタルオフィスは向いています。
家具やインターネット環境が整っているため、準備に時間をかけず、契約後すぐに業務を始めやすいことがメリットです。
会議室や複合機などを利用できる施設であれば、打ち合わせや資料作成に必要な環境もまとめて確保できます。
プロジェクト終了後も、契約条件に応じて拠点を見直しやすい点が特徴です。
ただし、短期契約に対応していない施設や、最低利用期間が設定されている施設もあります。
利用したい期間と契約期間が合っているかを事前に確認することが大切です。
普段はリモートワークを行い、会議や面接などがある日にだけ社員が集まる会社にも、レンタルオフィスは適しています。
毎日全員が出社しない会社が広いオフィスを借りると、使われない席やスペースにも固定費がかかります。
レンタルオフィスであれば、必要な人数に合った個室を契約したり、必要なときだけ会議室を利用したりできるため、無駄なスペースを減らしやすいです。
また、自宅では難しい対面での打ち合わせや採用面接、郵便物の受け取り、法人登記などのための拠点としても活用できます。
複数拠点を利用できるサービスを選べば、社員が自宅に近い場所で仕事をすることも可能です。
出社頻度が低い会社ほど、月額料金だけでなく、会議室の利用料や他拠点の利用料を含めて比較し、自社の働き方に合うプランを選びましょう。
レンタルオフィスは、初期費用を抑えやすく、必要な設備を使って短期間で仕事を始めやすい点がメリットです。
起業直後の会社、少人数の会社、支店や短期拠点を設けたい会社、リモートワーク中心の会社に向いています。
ただし、料金、契約期間、法人登記、個室、会議室などの条件は施設ごとに異なるため、人数、予算、立地、将来の増員も含めて複数物件を比べましょう。
サーフィス株式会社が運営する「サービスオフィス.jp」では、条件整理から物件比較、内覧調整、入居までサポートいたします。
利用人数、予算、法人登記の要否、希望エリアをぜひお知らせいただき、ご相談ください。
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